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2011年5月26日 (木)

ターゲットシステムを作る

ユーザーとの何気ない会話から、「ターゲットシステム」を作ることにした。

私の勤める会社では、複数の会社が同じ顧客層に対して商品のプロモーションを展開している。
当然、顧客データベースは、同じものを使っている。

重要顧客には、データベースにフラグを立てて管理する。
しかし、重要フラグだけではなかなかうまくマーケティング活動ができない。

商品ごとにターゲットとする顧客層が違うし、おなじターゲットにしてもレベルを設定して管理しないといけないことがあるのだ。

こうして、データベースは膨れ上がる。
また、顧客に対するターゲッティングは、本社主導のものと、支店主導のもの、あるいは、個人の設定するものがあるので複雑になる。

これが一社だけだったらよいが、複数の会社となると管理が大変だ。

現在は、営業マンの一番多い会社のいわゆる「重要顧客登録システム」なるものを使っている。
しかし、システムの規模が大きくなってしまって、関連会社用にカスタマイズするのが追いつかない。
重要顧客の選定のための資料の準備が手間がかかるのだ。

というより、それらの中規模な会社のためにカスタマイズなんかやってられない。

こうして、力関係で劣る小さな会社のスタッフ部門は途方に暮れることになる。

仕方がないので、エクセルで作った「顧客リスト」を作成して、メールで配信してメンテナンスするという涙の出るような作業を行うのである。

いつもなら、聞き流すところだが今回はなぜか二つ返事でOKしてしまった。

理由は簡単。ひらめいたからである。

私はエバーノートを使っているが、これをフレキシブルなターゲッティングシステムに使えないかと考えた。

エバーノートの特徴の一つである「タグ」。
自由に作れて、自由に情報に張り付けることができる。

これを、顧客のターゲッティングに応用してみたら面白いと思った。

[1]  「タグ」は、すなわち「フラグ」と考えて、スタッフ部門が好きなだけターゲッティング用の「タグ」を作る。

[2] 営業マンは、顧客の照会システムに似せた登録画面から、これらの「タグ」を好きなだけ張り付ける。

[3] 「タグ」には、好きな名前を付けることができる。例えば「2011 重要」とか。
こうして設定したタグはそのままデータベースに入れておけば、年度ごとのターゲッティング活動の履歴も追うことができる。

毎年、重要顧客の見直しの行事にシステム部門が翻弄されることはない。
どんどん、追加してもらえればよい。

[4] タグだけの管理テーブルを作っておく。
顧客データベースには、顧客IDとタグIDだけの簡単なテーブルだけを行持ち(縦方向)で持管理する。従来のような列持ち(横展開)のテーブルだと、列項目の追加に苦労する。
プログラムの修正が必要になるのは必至。

[5] 関連会社は共存できる。
一人の顧客に対して複数のタグがつけられることだってあるだろう。
それも連携するうえで重要な情報だ。

[6] 登録したタグデータは、顧客データをセットして、BIツールですぐにアウトプット。

登録したら、すぐに活用できるようにしないといけない。アウトプットまで時間がかかるようでは、ユーザーにそっぽを向かれる。

とまあ、こんなことを考えて作り始めた。

言語は、PHP5.1、MySQL5.1、Apache2.2。

データベースの設計に1日。
プログラムの概要設計2日。
詳細設計は、無し。作りながら考えるのが私のスタイルだ。
すでに、昨日。管理者画面の制作は終了した。
タグを自由に登録することができる。うん、まあまあかな。

今日は、営業マン用の画面制作。

ちょっと苦労したがタグを登録する寸前まで完成。(90%)
アジャイル開発を信条とする身なので、1週間でプロトタイプを完成させるのだ。

ユーザーインターフェイスを意識したあまり、Ajaxを駆使したつくりになってしまった。
jQueryがなかったら、どんなに大変だったろうと思う。

なかなかの出来だ。(自画自賛? 売れそう!)

明日は、ユーザーに見てもらおう。

待っててな。助けたるで。

という気持ち。

#b1w0008




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