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2013年9月10日 (火)

システムの提案は最低レベルから

今日、あるシステムの提案を受けた。

全部で1500万くらい。メンテは年額300万か。
私の直感では、700万くらいの投入で、メンテナンスは120万くらい。
そのくらいだったら購入を検討してもいいかなと心の中で思っていた。
経験で工数がわかるのだ。
それに今までの異業種との交流経験が大きい。相場もわかる。

でも、提案者は私の経験値を知らないから、さも必要な構成だといわんばかりに訴えてくる。
 パワーポイントに大げさな構成図に細かいそれらしいチャートと導入スケジュールを
見せられたら、さもあらんと思ってしまうだろう。
ライセンスと作業代が、いくらいくらと饒舌に話をする。

例えで恐縮だが、
自家用車を購入しようとして、壊れたときのためにいっしょに代車を買ってれというような提案に近い。

いや、この例えは変かな。
むしろ...。
洗濯機に例えた方がよいかもしれない。
きちんと洗濯できるかどうか、「動作を確認するための洗濯機」に「プログラムを試すための
洗濯機」を追加して買えといわれているようなもの。

システムというのは、トラブルで停止すると業務に支障がでるから、テスト環境を用意することが多い。
さらに、開発環境なども準備して万全の態勢を敷くのだ。

普通の感覚なら、そんな提案をうけることはないだろうと思うかもしれない。
ところが、そうでもない。

業務に支障がでたら...。
担当者に専門知識がなければ、この脅しに屈して、契約するケースが非常に多いのも事実だ。
 しかし、この場合、洗濯機がとまったところで、どうってことはない。
もういちど、洗えばよいし、駄目なら手で洗う。
そういう業務なのだ。金融関係や航空会社のシステムではない。

結果、私から細かな指摘を受けて再度提案してもらうことになった。
私は、値切り倒すことはしないし、適正利益を取ってくれてかまわないと考えている。

でも、取り過ぎは駄目だと思う。
そして、そういう提案を持ってきた営業マンの信頼はマイナスだ。
評価をつけて、メンバーに流しておく。

売りつけようと心の中で考えてるセールスマンは駄目だ。
その時は良くても次がない。

2013年9月 6日 (金)

発表者と参加者

8月31日、島根県の松江市でウェブ解析士による勉強会を開催しました。

島根県は人口70万人。その中の松江市は約21万人の地方都市です。
松江市は、東京と比較すると文京区や港区の人口よりやや多い。そんな規模です。

当日は大雨。こんな雨じゃあ参加するのも困難なほど。
21名の参加者を予定していましたが、ひょっとすると。と心配になってきます。
しかし、みなさん。しっかり参加していただきました。
松江市の商工会議室の会場は100名は軽く収容出来る広さです。
広々とした会場でゆったりと勉強会が始まりました。

● 発表テーマの選定
 発表内容のテーマ選定は以下の3つの分類の7つの項目を選択して発表して
いただいています。
[1] ウェブ解析のビジネス論
 ・[ビジネスモデル] 例 事業そのものの研究発表。事業分析について
 ・[マーケティング] 例 WEBマーケティング手法。メルマガ、チラシ、広告
 ・[レポーティング] 例  事例紹介など
[2] ウェブ解析の戦術論
 ・[最新知識] 例 最新のウェブ情報。
 ・[ノウハウ] 例 解析手法。SEO、検索テクニックなど
 ・[ツール ] 例 解析ツールなどの使いこなし。IT技術について
[3] ウェブ解析の実践論
 ・[イベント] 例 セミナー企画、出版などについて
でも、最近はこれに加えて、「ウェブ解析」外のテーマも増えてきました。
むしろ、事業をとりまくビジネスとの関連性に着目した内容が目立つようになりました。

● 今回の発表をみると
第4回を迎えた今回の勉強会。ウェブ解析士のみなさんの発表内容もますます多様化してきました。
 発表者の内容をみますと。
 1)最近のニュース(消費税等)
 2)ウェブのノウハウ(応用、ポイントなど)
 3)事例報告(成功例、失敗例)
 4)紹介(ウェブ解析士)

 概ねこんな感じでしょうか。

● やはり事例紹介が人気
 特に3)の事例報告では失敗例もあったので共感することが多かったようです。
 成功例より失敗例のほうがウケがよい。
 成功例は真似るのがむずかしいが、失敗例は誰でも気をつけることができます。
 失敗とまではいかないが、なぜかうまくいかなかったということも参考になります。

 また、本人が気づいていない内容でも、参加者が熱心にメモを取る姿がありました。
 発表者にとっては当たり前のことでも、他人にとっては目からうろこということも
 あります。後ろの座席から参加者の様子を見ていますと、反応が手に取るようにわかります。

 このシーンを見かけるたびに発表内容と参加者の受け止め方の微妙な差を感じます。
 後のアンケートでも、評価の高かった発表というのは、メモをとる人の多さと比例
 しているようです。

  最先端の知識でなくても、自分を取り巻くウェブの日常に参考になる内容の方が
 「うなづき率」が高いと思います

● ちょっとしたトラブルが
 無線を使ってプロジェクタを使用していましたが、突然消えてしまった!
 その時、あなたならどうしますか!?

 すぐに映らない?1分、2分と時間が経過。
 急きょ、別の発表者がワンポイントレッスンとして登壇してくれました。
 しばらくの時間稼ぎ...。
 こうなったら、スケジュールを変更して、プロジェクタを使用しないディスカッションにしようか。
 と、検討しているときに復旧しました。やれやれです。

 勉強会では、プロジェクターとパワーポイントの組合せの発表スタイルに慣れきっています。今後に備えて、ホワイトボード使ったネタを用意しておこうと決心した次第です。リスク対策は必要ですな。

● 懇親会で
 今回の参加者は、ほとんどが経営者でした。
 このため、懇親会などでは、企業の経営に寄与するサイトのあり方やウェブ解析の
 メリットなどの質問が多く寄せられました。前回も参加された経営者からは、
 とても勉強になった。迷っていたがサイトを開設して事業の成果をもたらすことが
 できそうだと語っておられました。
 地元のウェブ解析士の方に支援をお願いされるそうです。
 ウェブ制作の技術的な質問より、経営寄りの質問が多かったので今後の発表ネタの参考になりました。

 発表者が参加者のニーズにいかに応えていくか。
 セミナー企画は、参加者のニーズをどのように把握するのかがポイント。
 言うは易し...。むずかしい。

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